こんにちは!ご覧いただきありがとうございます!
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、暗号資産の確定申告のルール、申告方法、
そして損益通算のやり方を解説していきます。
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1. 暗号資産の利益は「雑所得」に分類される
暗号資産の売買や、ステーキング、レンディング、マイニング報酬などで得た利益は、雑所得 に分類されます。
- 給与所得や事業所得とは別にまとめて申告する
- 利益が 年間20万円を超えた場合 は確定申告が必要
- 給与所得がなくても、一定以上の利益が出たら申告が必要
暗号資産の利益は 累進課税(所得が増えるほど税率も上がる仕組み)で計算され、
最大で 45%+住民税10% の税率になる可能性があります。
2024年以降の所得税別累進課税表

2. 確定申告の流れ
暗号資産の確定申告は、大まかに次のステップで進みます。
ステップ1:取引履歴を整理する
- 各取引所(Binance、bitFlyer、Coincheckなど)から取引履歴をダウンロード
- 海外取引所やDeFi取引も含めて、すべてまとめる
ステップ2:損益を計算する
- 取引の「取得価額」と「売却価額」を計算
- 複雑な計算は手動では大変なので、自動計算ツールを使うのがおすすめ
ステップ3:申告書を作成する
- 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」または税理士に依頼
- 完成したら電子申告(e-Tax)または税務署に提出
3. 損益通算の考え方
「損益通算」とは、利益と損失を合算して最終的な課税所得を減らす方法 です。
- A取引所で +50万円の利益
- B取引所で -30万円の損失
➡ この場合、課税対象は「+20万円」となります。
ただし注意点として、
- 暗号資産の利益は「雑所得」に区分されるため、株やFXの損益とは通算できません。
- 同じ暗号資産内での損益だけが合算対象になります。
4. cryptactを使った損益通算方法
暗号資産の損益計算は複雑ですが、cryptact(クリプタクト) を使えば自動で処理できます。
cryptactの使い方
- 無料アカウントを作成(利用者No1の仮想通貨税金計算サービス【CRYPTACT(クリプタクト)】
- 各取引所からCSVデータをダウンロード
- cryptactにアップロードすると、自動で損益を計算
- 取引所ごとの利益・損失をまとめて 損益通算結果 を出してくれる
cryptactを使うメリット
- 複数取引所・DeFiの履歴も一括管理できる
- 税務署に提出できる形式でレポート出力が可能
- 自動計算なので、計算ミスを防げる
5. 確定申告を楽にするコツ
- 取引ごとにメモを残す(入金・出金の理由など)
- 毎月取引履歴をダウンロードしておく
- cryptactのようなツールを早めに導入しておく
まとめ
暗号資産の確定申告は、最初は難しく感じますが、
- 「雑所得として申告」
- 「損益通算で課税額を減らす」
- 「cryptactを使えば自動で計算できる」
この3点を押さえておけばスムーズに進められます。
特に取引が多い方は、手動計算はほぼ不可能 なので、早めにツールを使って整理しておきましょう!

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